Short care

ショートケアと

  • 精神科リハビリテーションのひとつです。
  • 一人ひとりに合わせたプログラムをグループで実施するもので、1人当たり1日3時間が標準です。
  • 普段の外来診療を補い、みなさまが自分らしく充実した社会生活を送ることができるようにサポートします。

S・PACE

当院のショートケ

愛称は S・PACE(スペース)といいます。自分の居場所を見つけ、自分のペースで、自律的に一歩を踏み出して欲しいという願いを込めました。OASISの中の特別な空間(special space)です。

本人の選択、決定、実行のプロセスを大切にし、これらを支えることで、一人ひとりが求めるリカバリーを目指します。

プログラムは、午前または午後の3時間を一コマとしたプログラムで構成されています。各プログラムは、特性に応じた個別活動や、同じような疾患・悩みを抱えた方々の小グループでできています。詳しくはこちら

どのプログラムをどれだけ選ぶかはオーダーメードです。自分に合った内容、回数、頻度でプログラムを選びましょう。詳しくはこちら

プログラムの人数は最大でも10人と少人数制です。

ショートケアのご利用時間

9:00~12:00 ※ 8:45より入室可

13:00~16:00 ※12:45より入室可

※昼食の提供はございません
※プログラム中の飲食はご遠慮いただいております(病状に応じて水分補給は可)

Target person

対象となる方の要

  • 当院で通常診療を受けており、当院医師が必要と判断
  • 病状がある程度落ち着いている
  • ショートケア参加日以外に医師の通常診察を受けることが可能
  • 定期的な通所が可能

recommend

こんな方にお勧めで

  • 復学/就学や復職/就業を目指したい
  • 人付き合いのスキルを高めたい
  • 再発予防に役立つスキルを知りたい
  • 考え方や行動のクセやこだわり改善したい
  • 生活リズムや生活習慣を変えてみたい

flow

参加までの流

1. 事前相談

  • 当院医師の診察において参加したいプログラムを相談
  • スタッフによる説明とインテイク面談
  • プログラム見学(可能な場合、必要に応じて)

2. 参加申込みと準備​

  • 医師の許可を得た上で参加申請
  • ショートケアでの治療計画の策定と同意書のご提出

3. 参加

  • 実際のプログラム参加
  • 定期的なスタッフ面談と評価

price

参加費

3割負担の場合

およそ1,110円~/回

1割負担の場合

およそ370円~

プログラムの内容によって料金が異なります。
詳細はお問い合わせください。

combination

プログラムの選択と組み合わ

  • 「1週間のプログラムの例」にあるように、通常は1週間に9コマのプログラムが組まれています。
  • プログラムは随時更新されます。
  • 利用者の方が取り組みたい課題に応じてプログラムを選択します。
  • 1日に選択できるプログラムは午前か午後の1つが原則です。
  • 1週間で選択できるプログラムは最大4コマです。

1週間のプログラムの(現在行われている、実際のプログラムとは異なります)

診療時間
9:00~12:00 D-MCT こころみ CBTサプリ コミュニケーション・サプリ オフィス・ワーク
13:00~16:00 はぐみ サロン・OASIS D-スタディ サロン・OASIS  
診療
時間
9:00~12:00 13:00~16:00
D-MCT はぐみ
こころみ サロン・OASIS
CBTサプリ D-スタディ
コミュニケーション・サプリ サロン・OASIS
オフィス・ワーク  

※外来休診日は、ショートケアもお休みになります。
参加状況などの都合により、プログラムは変更になることがあります

program

個別のプログラムの紹

主にうつや不安の治療に関連するプログラ

D-MCT(うつ病のためのメタ認知トレーニング)

  • うつに典型的な考え方のクセを掘り下げて検討します。
  • 典型的なうつの行動をテーマに、写真やイラスト、クイズを取り入れてグループ形式で学びます。

コミュニーション・サプリ​

  • 社会スキルトレーニング(SST)の要素を盛り込み、「人前で話す」、「断りづらい相手からの提案を断る」、「自分の意見と相手の意見を尊重する」などの社会生活における対人スキルを実践的に身につけます。

D-スタディ

  • うつや不安などが生じる一般的なメカニズムを学びます。
  • あなたに固有のメカニズムも明らかにし、不快な症状への対策を立てます。

CBT-サプリ

  • CBT(認知行動療法)の要素を盛り込み、感情体験のモニタリング、行動活性化、認知再構成、問題解決技法について学びます。
  • 日々の生活の中で、私たちは「感じ」「考え」「行動」し、この3つは相互に影響します。
  • グループ形式で、「認知(考え)」「行動」について検討し、生活に活用できるスキルを獲得します。

主に神経発達症の特性に関連するプログラ

N-スタディ

  • 神経発達症の特性についてグループで学び、他のメンバーとの交流を図り、自分の特性の活かし方や、生活上で役立つ工夫について話し合いながら理解を深めます。

はぐみ(Hug+me) 

  • 自分(me)の特性を理解し、いたわり(hug)、学んだ知識やスキルを使って自分(me)をはぐ(hug)くむことがコンセプト。
  • 昭和大学発達障害医療研究所が作成した、成人期の自閉症スペクトラム症の方向けのプログラムを参考に、人との関わりが欠かせない社会生活において必要なスキルを身に着けるためのプログラムです。

こころみ(kokoro+me)

  • こころ(kokoro)と自分(me)を理解し、学んだ知識やスキルを試み(kokoro-me)るのがコンセプト
  • マウントサイナイ医療センターで開発された成人期ADHD向けのプログラムに基づき、時間マネジメント、整理整頓のシステム作り、計画実行などのセルフマネジメント力を、CBTアプローチで改善していきます。

主に認知・神経認知・社会認知に関連するプログラ

MCT(メタ認知トレーニング)

  • 強い思い込み、疑り深い、不思議な声が聞こえるなどの体験がある方に典型的な考え方やものの見方のクセを掘り下げて検討します。
  • 典型的なものの見方のクセをテーマに、写真やイラスト、クイズを取り入れてグループ形式で学びます。

認知機能トレーニングプログラム

  • 精神疾患に伴う神経認知(注意、記憶、言語、思考、処理速度などの情報処理の能力)や社会認知(他者の意図や感情状態を推測したり、共感に関わる能力)の問題の改善を目指します。

社会認知ならびに対人関係のトレーニング(SCIT)

  • ビデオやお互いの体験を聞いたりすることで、「人の感情を想像できる」「結論に飛びつかない」「人の感情や状況を理解するために情報をうまく集められる」「場を読んで人とうまくやっていける」ことを目指します。

さまざまな問題に役立つ全般的なプログラ

サロンOASIS

  • それぞれが、自分の目標や課題に沿って行う個別プログラムです
  • 活動内容は、スタッフと相談の上、ご自身で選択し、フォーマルではない会話やふるまいについて、気づきや学びの機会を得て対人スキルに活かし、自己調整スキル、作業耐性スキル、作業遂行スキルの獲得も目指します。

例)読書、認知機能トレーニング、アート、クラフト、仕事を想定したワーク、仲間とのゲーム等

マインドフルネス

  • 今、この瞬間の現実に意識を向け、あるがままに知覚し、それに対する思考や感情にとらわれないでいる心の状態です。
  • 今この時に気づくことで、うつ病の認知・感情的な悪循環を断ち切ることを目的としています。
  • 感情に気づき、あるがままに受容する=苦痛への曝露(あっても大丈夫という感覚)を体験します。

オフィスワーク(グループ・個人)

  • グループ形式(必要に応じて個別)で、さまざまな立場や役割を経験しながら課題に取り組みます。
  • 仕事上に役立つスキルの獲得とともに、集中力の低下や疲労、眠気などの心身状態に気づき、対処していくスキルを学びます。